補足回です。ほんへを見てないとなんのこっちゃになるので先に見てね!
混沌のクリエイシア
ほんへでデイドラの身体の形成には混沌のクリエイシアというものが必要で、それはオブリビオンの領域に応じて異なる形態を取るという話をしました。これについてはESOの書籍「混沌のクリエイシア:アズール・プラズム」という本にて触れられています。
デイドラさんは魂が存在せず、身体が追放されてもいずれ復活するわけなんですが、この著書ではその身体は混沌の物質である「クリエイシア」という無形のエネルギーがそのデイドラの形態だか残骸だかを追って復元できると書いています。
ついでにこのクリエイシアはそのままデイドラ体になるわけではなく、オブリビオンの領域に適応した形になり、そこからその領域の生物を形作るとのこと。ちなみにコールドハーバーではアズール・プラズムというものになります。
しかもこの内容については一説とかそういうのではなく実証済みであることも書籍では書いてくれてます。
ちなみにコールドハーバーに堕とされた定命の者は大体モラグ・バルに魂を取られちゃうのですが、それによって混沌のクリエイシアによる再生条件満たしちゃうのか永遠に死に続けるとか。やだ怖い。
ペライトさんのお仕事
さてそんな謎物質混沌のクリエイシアですが、この書籍ではペライトについては何も触れていません。ペライトについて言及しているのはLoremaster's Archiveと呼ばれるゼニマックスのESOブログです。このブログは原作の書籍に触れたりゲーム中のキャラへの質疑応答によって世界観の補足をしたりしてるのですが、その中の質疑応答の一つにて混沌のクリエイシアとペライトについて言及しています。解答役はボエシアさんとこのデミプリンス、ファーヌイヘンさんとお目付け役?のリパリウスさんです。
原文は英語ですがDMMのESOブログでも翻訳文を書いてくれてます。
なんだこの自動翻訳に突っ込んだような文章は・・・たまげたなあ。 というわけで自分なりの解釈でガバ翻訳したのは下記になります。間違ってても許して。
Illimitable Oscillationのデミプリンス、かの大公Fa-Nuit-Henへ。
やあ!私はオブリビオンの仕組みと動き方について、君たちの本質に近づける話題を執筆したい。大空による潮の満ち引きはオブリビオンの空間のあちこちに浮かぶ泡のような君たちの領域にどのような影響をもたらすのだ?波のようにそれに乗るのか、それとも創造的かつ破壊的な可能性のために利用するのか。私の研究では、デイドラの領域はニルンのマジカの使用に相互に影響を与え合っていることを示すのだが、エセリウスの潮流についても同じことが言えるのかね?究極的には、彼らデイドラは天空からの放射物に操作されているのか、ということだが。仮にそうだとしたら、君のようなデイドラとしての実体がとる行動の、潜在的な原動力になるとも考えられるのだが、どうだろうか?
クラウドレストのThoughts and Calculations学校の90代、Ardari Ilmion。
「Riparius?」Fa-Nuit-Hen公は問う。
指導官Ripariusは答える。「お前たち定命の者は知識の習得に関しては目を見張るものがあるが、間違った教訓を得るのもとても早いな!間違った答えの場合は許してくれ。混沌のクリエイシアの粒子は意志の行使反応して漂っている時にデイドロンとなる。定命の者にとっては有害だが働きはする。未活用のデイドロンは普通は無活性となるが、十分な目的が与えられていればその状態を脱し、癒合して潜在的な渦を巻く。これが領域の裂け目に適合できるようになると危険であるゆえに、とっとと減衰させるのが最善なのだ。これを押し進めようとするペライトは多忙を極めることになるのだが、それを気に掛ける者は誰もいない。つまるところ、奴はその対価を得るのだからな。」
はい。というわけでなんかペライトが混沌のクリエイシアをどうにか安定させようとしていることと、それによる利益が存在する、という話をリパリウスがしてくれています。
ペライトは親方と呼ばれているわけですけども、英文だと「Taskmaster」であり、これは監督官とかいう意味も持っています。二つ名に関してはこのことを指しているのかもしれませんね。皆もオブリビオンの秩序を守ってくれているペライトさんに感謝しましょう、という話でした。
デイドラロードと召喚日
TES世界ではデイドラロードを普通の場所で呼ぶには特定の召喚日に頼らないといけません。各々のデイドラロードは以下の日付で呼び出せます。
日付 | 分かりやすい日付 | デイドラロード |
---|---|---|
暁星の月 1日 | 1月1日 | クラヴィカスヴァイル |
暁星の月 13日 | 1月13日 | メリディア |
薄明の月 2日 | 2月2日 | シェオゴラス |
薄明の月 16日 | 2月16日 | サングイン |
蒔種の月 5日 | 3月5日 | ハルメアス・モラ |
蒔種の月 21日 | 3月21日 | アズラ |
恵雨の月 9日 | 4月9日 | ペライト |
栽培の月 9日 | 5月9日 | ナミラ |
真央の月 5日 | 6月5日 | ハーシーン |
南中の月 10日 | 7月10日 | ヴァーミルナ |
薪木の月 8月 | 9月8日 | ノクターナル |
降霜の月 8日 | 10月8日 | マラキャス |
降霜の月 13日 | 10月13日 | メファーラ |
黄昏の月 2日 | 11月2日 | ボエシア |
黄昏の月 20日 | 11月20日 | メイルーンズ・デイゴン |
星霜の月 20日 | 12月20日 | モラグ・バル |
この設定はDaggerfallでされたもので、Skyrimではまだ現役なのかどうかという話になりますが、ペライトの信者が「9番目のレインズハンドを祈りは聞き届けられなくなった」と言っています。9番目(9th)のレインズハンド(Rain's hand)は恵雨の月9日のことであり、まさしくペライトの召喚日だったのです。しっかり設定生きてるんやなって思う。
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